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2024

’24 引退ブログ STF 鹿田

まず初めに、平素より明治学院大学男子ラクロス部に多大なるご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。また大会運営に携わっていただいている大会関係者の皆様、本年度もこの舞台に立つことができていること、チーム一同心から感謝申し上げます。


引退ブログセカンドバッターを務めます、4年の鹿田航平です。


最高のブログを書いてくれた尾花に続いて…次は鹿田です。


まさか自分がこのタイミングで部活に戻ってきて、ブログを書くことになるなんても思ってもいませんでした。しかも、あの尾花さんの次に…2番手として登場するなんてプレッシャーがすごいです(笑)。


「2番手」と言いつつ、あまり気負わず、皆さんには軽い気持ちで読んでいただければと思います。私のは箸休めくらいの気分で。少しだけホッとするひとときをお届けできたら嬉しいです。


振り返ると、ラクロス部を休んで期間の方が圧倒的に多かったなと思います。ほとんどのみんなが知らないだろう私のラクロス人生lifeについて書こうと思います。


私は正直大学で部活入ろと思っていませんでした。理由は高校野球で毎日きつい練習、そして試合も出れない、そんな毎日が続いて精神的、身体的にもボロボロでした。だから大学に入ったらたくさん遊んで遊んで、遊びまくってやろうって思ってました。しかし、入学してすぐ、れおきさんとかいせいさんに誘われて、野球部五人(日本代表である小峰,よしき、かんちゃん、今なき相方細井、ASリーダーでもありスタッフ、トレーナーである鹿田)で体験会に行きました。


それから私たちのラクロスlifeスタートです。





入学前、最初に私が出会ったのが、ワクワクしながら東京にやってきた上田大輝でした。入学式の日、話しかけたのが彼で、その頃の大輝は、優しくて純粋で、まさに「好青年」って感じでした。でも、一番ビックリしたのは、その日の午後、池袋に行った時のこと。都会のビル群に圧倒されて、大輝がスマホで写真をパシャパシャ撮っていたのを、今でも鮮明に覚えています。あの瞬間、「上京組」なんだなって、ちょっと可愛いっておもったんですよね。しかし、今ではあの頃の「好青年」の面影はどこへやら、少しお腹が出たおじさんになってしまいました(笑)。しかし、ラクロスをしている姿は今本当にかっこよくて、思わず「俺もこんな風になりたいなー」と憧れちゃってます。????

話はずれちゃいましたが


それから僕たちはすぐに仲良くなり、ある日「一緒にラクロス部に入ろう」って話になりました。ラクロスをやる時は全力で、遊ぶ時は思いっきり楽しむ――そんなメリハリのある大学生活を送る先輩たちがめちゃくちゃかっこよく見えて、「自分もこんな先輩になりたいな、こんな大学生活を送りたいな」と強く思ったんです。それが、僕がラクロス部に入る決定的なきっかけでした。


一年生の頃


僕たちの代は、新型コロナウイルスが猛威を振るう中で大学に入学しました。部活動も週5回行われないことが多く、授業はほとんどZoomを通して行われていました。そのため、新しい友達を作るのは簡単ではなく、僕にとって大学で初めてできた友達は、ラクロス部の同期たちでした。


特に印象的だったのは、チャラチャラしている白金キャンパス生の富永としんた、とうわとの出会いです。僕は明治学院東村山出身だったので、白金キャンパスのキラキラした雰囲気に圧倒されることもしばしばありました。(もちろん岸と亮太もついでにね!)


そんな同期とは、授業でも部活でも常に一緒に過ごしていました。部活後にはみんなでD館に集まり、一緒に授業を受けたり、課題をしたり、何もなくても居残ってダラダラと時間を過ごしたりして、気づけば朝練から5限の授業が終わるまであっという間でした。その時期は本当に楽しかったし、今振り返ると、もしコロナがなかったら、あんなふうに密に過ごすことはできなかったかもしれないと思うと、良い面もあったなと感じます。


そして、同期会も本当に最高に楽しい時間でした。こうして出会えたことは、かけがえのない宝物だと思います。



2年生


2年生になり、あのキラキラした慎太郎さんや友也さん――ラクロス部の象徴であり、いつも場を盛り上げてくれた先輩たち――が卒業し、部活は少し寂しい雰囲気に包まれていました。でも、るいとさんやしゅーまさんが持ち前の明るさでまた部を照らし、僕たちの新しいラクロスライフがスタートしました。 


とはいえ、潤さんや海星さん、ちょっとぽっちゃりな瞳我と涼太、そして今はもういない細井が留学に行ってしまいました。しかし、運良くTOPチームで練習する機会を得て、毎日怒られながらも、気づけばラクロスが今まで以上に楽しくなっていたんです。


厳しい日々の中にも、ラクロスの楽しさと仲間との絆がどんどん深まっていく――そんな最高の青春が、ここにありました。

しかし、そんな楽しい日々の中、突然僕の人生を大きく変える出来事が起こったのです。


それは、半月板の損傷でした。


このケガによって、僕は約一年間、スポーツができなくなり、みんなと一緒にラクロスを続けることができなくなりました。その事実に直面したとき、胸が締めつけられるような悲しさを感じました。僕は普段から、自分の感情を表に出すのが苦手な性格で、気持ちを人に打ち明けることもできず、一人で溜め込んで苦しかったのを今でも覚えています。

そんな時、ふと心の中に浮かんできたのは、以前から心に引っかかっていた「留学」の夢でした。ケガでラクロスができなくなった今こそ、その夢を実現するチャンスなのではないか――そう思い立ち、一念発起して勉強に打ち込み、ついに留学を決意しました。


正直、留学中も何度も同期のみんなのことを思い出し、会いたくなる瞬間がありました。ラクロスの練習や試合で一緒に汗を流した日々が、遠い存在になってしまったようで、そのたびに寂しさが込み上げてきました。でも、あの時の決断が僕を新しい道へと導いてくれたことは、今でも確かによかったと思います。





濃密で多くの経験をした留学が終わろうとしていた頃、私は新たな挑戦を見つけました。しかし、その挑戦に本気で取り組むため、何度も部活を辞めようかと考えました。そんな時、大親友であり、恋愛以外では頼りにしている尾花賢治に相談することにしました。オーストラリアから尾花にテレビ電話をかけて話したところ、もう一度部活に戻ってほしいと言ってくれました。その後、主将であり、みんなのお父さん的存在である北斗にも相談してみました。電話で「新たな道を見つけたから部活に戻れないかもしれない」と話したところ、彼から「鹿田には戻ってきてほしいし、鹿田にしかできない仕事をしてほしい」と言われました。



なんだか、みんなにちょっと愛されてるんじゃないかなって、思わず感じちゃいました(笑)


そこで、これまで私のやりたいことを尊重してくれ、留学を認めてくれた部活に対して恩を返さなければならないと感じ、部活に戻ることを決意しました。そして、分析やマネージャー、トレーナーの全ての業務を行おうと決意しました。本当にこの選択は間違ってなかったし、またこのみんなと一緒に部活で過ごす時間、部活後にみんなで食べるご飯が本当に最高で楽しい。部活に戻ってきて本当によかった。そしてみんな大好き。


みんなに一言


本当に途中から部活に戻ってきてみんな自分のことを受け入れてくれて本当にありがとう、みんな最高のteammatesです、こんなに毎日部活が最高に楽しいのはみんなのおかげです。そして特に分析であるれんちゃんといとちゃん、わかなちゃん本当に途中で入ってきて、仕事をこんな僕に与えてくれて、何度もやり方とか優しく教えてくれて本当にありがとう、まじで最高の分析メンバーでした。


正直なところ、今こうして部活を続けられているのは、マネージャーやトレーナーのみんなのおかげです。いつもたわいもない話をしてくれるおかげで、部活が最高に楽しくなり、部活に行くのが毎日の楽しみになっていました。


特に、学食でみんなと一緒に食べたお昼ご飯は本当に忘れられません。トレーナー5人組(はなちゃん、ゆりなちゃん、ゆあちゃん、ゆうなちゃん、しかちゃん)と一緒に食べた昼ごはんは、どんなごちそうよりも美味しかった!またいつか一緒に食べよう!


3年生も2年生、1年生の選手たちに出会えたなって思うし、こんな途中から戻ってきたのにも俺に対しても、誰もが気軽に話しかけてくれて、正直めっちゃ嬉しかった。ありがとう






四年生


みんな4年間本当にお疲れ様でした。このラクロス部で過ごした時間は、本当に最高で、一生忘れられない思い出になりました。

何度も困難な場面がありましたが、それを乗り越えられたのは、このチームの特別な絆があったからだと思います。この部活の素晴らしいところは、選手とスタッフの間に壁が全くなく、まるでひとつの家族のように過ごせたことです。選手同士だけでなく、スタッフの皆さんも私たちと同じ目標に向かって共に戦い、いつも励まし、支えてくれる最高なスタッフです。


スタッフの皆さんは常に選手たちを支え、試合に勝つたびに共に喜び、負けを共に悔しんでくれました。そんな温かい支えがあったからこそ、今の私たちがあると思う。


最後に、こんな素晴らしい経験を共にしてくれた仲間、支えてくれた監督やコーチ、そして家族本当にありがとうございます。


みんな、本当にありがとう。この先もずっと応援していますし、これからもラクロス部で過ごした日々を忘れずに、それぞれの道で頑張ろう。



Final4まで残り10日を切りました。本当に勝って全国の舞台に連れてってください!そしてみんなで遠征先で最高の打ち上げしましょう!


Go 明学Go

しんたは普段、言葉ではなくプレーで全てを語るタイプ。しかし、今日はなんとブログを通して自分を表現してくれます。


しんた頼んだぞ!!


"轟"

明治学院大学体育会男子ラクロス部


スタッフ 鹿田航平


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