まず初めに、明治学院大学男子ラクロス部に関わる全ての皆様、平素より多大なるご支援とご声援をありがとうございます。これからもご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
4年MFの恒松健斗です!
同じ国際経営学科の裏番長、七菜からバトンを受けとりました。七菜はいつも、課題送れと脅してきます。自分は縮こまりながら、下っ端として国際経営を生き抜いてきました。
経済学概論ありがとうございましたの会って次いつでしたっけ??
さて、入替戦まであと8日
振り返ると、苦しいことの方が圧倒的に多かったラクロスも、残りわずかとなってしまいました。
振り返ると、初めてクロスを触った日を、昨日のことのように覚えています。
1年生の10月、かいせいに誘われて、みんなとは遅れてスタートしました。誘われるまでは、ラクロスという競技自体を知りませんでした。
特に深く考えずに、YouTubeでラクロスと検索して、かっけえなって思って入部しました。
1年の頃は全く活躍できずに、練習に行くたびに"俺センスねぇ"などとぼやき、情けない自分に腹が立つ毎日でした。わけわからんまま長い棒で叩かれてむっちゃ痛いし、何もうまくいかないので、ぶっちゃけラクロス自体ほんとに嫌いでした。
最初は、なんというか、、、"よっしゃやってやるぞ"という気持ちで入ったわけではありませんでした。ただ、このままラクロス下手なまま、しょーもない自分に失望して大学卒業したくねえなあと思い、一年の冬オフくらいからか、自主練をやり始めました。よく周りから、ラクロス大好きじゃんって言われていましたが、この頃の動機は、試合に勝ちたいとかでも、ラクロスが好きとかでもなく、ただ、情けない自分のままでいたくない、というだけでした。
2年になって、一個下が入ってきたときは、みんなうますぎて結構衝撃的でした。
特にだいきと初めて壁あて行った時の衝撃は忘れられないな涙。
俺が一年かけてできるかできないかのことをひょいってこなしてて、空いた口が塞がりませんでした。
そこからかなりの時間だいきと練習するようになりました。負けたくないっていう気持ちを奮い立たせてくれてありがとう。
2年では、ショートDFとして、リーグ戦出場を目指しました。TOPの練習に参加していた時は、シンプルな実力不足で、毎日怒られる日々となり、ラクロスをすることが怖いと感じるようになりました。
この頃はかなりラクロスから逃げたいと思っていました。
そんな時いつも、高校バレーの監督からさらっと言われた言葉
"ここで頑張ったら運命変わるよ"
っていうのを自分に言い聞かせて、なんとか逃げずにショートDFをやりきることができました。
しかし、結局2年生では、リーグ戦のメンバーに選ばれることはできませんでした。東大に勝った試合を応援席で見ていた時、感動と共に悔しさが増大しました。この試合を見て、2年後は活躍しようと心に誓ったことを覚えています。
3年の代でOFを始めました。ここから少しずつできることが増え、ラクロスを楽しいと思えるようになりました。留学が決まっても、モチベーションを保てて、カナダでラクロス上手くなって、体大きくして帰ってこようという気持ちでした。
しかし、留学中の10月頃に、膝蓋腱断裂という、聞いたこともない怪我をしてしまいました。この時、こっけい組のじゅん、かいせい、おうたろう、けいすけにはかなり迷惑をかけました。異国の地で風呂も1人で入れなくなってしまったので。みんながいなかったら普通に死んでただろうと思います。
その節はみなさんほんとうにありがとう。
約半年間ラクロスができなくなってしまいました。帰国後、新チームも始まり同期が頑張ってるのを見ているだけの期間はかなり辛かった。
正直もうリーグ戦出場は無理かもなー、と思っていました。しかし、膝を怪我してもリハビリ頑張って、最後活躍していた先輩の姿が浮かび、自分も頑張ろうと思えました。また、怪我期間も、同期の頑張ってる姿を見て、試合には出れなくても、最後までやれることはやりきろうという気持ちになれました。
リハビリ期間中は、提坂さんとトレーナーに本当にお世話になりました。提坂さんに提示していただいたメニューを、トレーナーとこなして、徐々に回復していきました。提坂さん、トレーナーのおかげで、順調に回復して、まだやれるという希望を持つことができました。
怪我をした経験から、みんなに支えられてプレーをすることができているということを実感しました。
復帰後は、試練の連続でした。なかなかイメージ通りに身体が動かずに、0からのスタートという感覚でした。小峰、しんたの1on1真似したり、だいきには自主練付き合ってもらってアドバイスもらったりして、少しずつ形にすることができました。
リーグ戦が始まり、得点をすることができた時の喜びは忘れられません。
諦めずに続けてよかったと思えました。
あと8日、もう一歩でも上手くなって、全力で楽しもうと思います。
いよいよ残り1戦、
入れ替え戦は"勝たなければいけない理由がたくさんある"と思っています。
最後まで自分達を信じてくださった荻さん、関さんのため、
リハビリでお世話になった提坂さん、一人一人に合ったトレーニング指導をしてくださった井ノ口さんのため、
献身的なサポートをしてくださったスタッフのため、
来年後輩達が一部で戦うため、
大学まで通わせてくれて、ラクロスができる、という環境を与えてくれた両親に、成長した姿を見せるため、
自分が活躍して、怪我をしている選手に勇気を与えるため、
そして何より、同期と笑って終わるため
挙げ出すときりがないくらいです。
最初は自分のプライドのためにラクロスやっていましたが、今では、みんなのために勝ちたいと、本気で思っています。
入れ替え戦、絶対に勝ちましょう。
最後に、この場をお借りして、皆様へメッセージを書かせていただきます。
まずは一年生へ。
みんなほんとに上手くてポテンシャルあると思います。特にしのき、たくまは一緒に練習したり、悩んでることを相談してきたりしてくれて嬉しかったよ。これから辛いこと、悔しいことが無限にあると思う。その気持ちと向き合って、向上心を忘れずにがんばってほしい。
2年生へ。
留学に行ってたこともあり、あまり関わりがなく、なんか怪我して帰ってきたやつを受け入れてくれてありがとう。
プレッシャーに負けずに自分のプレーができているみんなは、本当に肝が据わっているなといつも思う。今試合に出れてないHOPEのメンバーも、悔しさを胸に頑張ってほしい。俺もHOPEだったから気持ちはすごいわかります。来年、再来年は俺が輝いてやるぞ!っていう気持ちで頑張ってください!
3年生へ
みんな上手くて、いつも刺激をもらっています。
上手いだけじゃなくて、みんな仲良く、雰囲気が素晴らしいこの学年は、日本一になるのにふさわしいチームに成長できると信じてます!
来年はFinalで戦うところを見せてください!
OFメンバーへ。
まずは、怪我から復帰した時に、受け入れてくれてありがとう。
上手くやれるか不安だったけど、小峰、だいき中心に、全体がかなり成長できて、楽しくラクロスすることができました。
このメンバーだから、最後ラクロスを楽しむことができました。このメンバーでやれるのももう少しだと思ったら寂しい気持ちになります。終わったら打ち上げでも行きましょ。
戸塚組へ。
だいき、たいぺー、直生となんとなく一緒に過ごす日々が何にも変え難い、最高な時間でした。
直生へ
一度はまった言葉をずっと使いすぎです。最近のブームは、"かちこむ"、"一線超えてる"、"〜ていう冗談やん"あたりかな。
今日、あんまラクロスで挫折してきてないんだよな〜って言ってたけど、これまでいろいろ悩んできたやん!パスだったりクリアだったり。
その全てをこなせるようになって成長しすぎて、悩んでたことも忘れちゃっただけね笑
ほんとにたくましい漢に成長したなと尊敬してます。(ラクロスにおいて)
いろんな感情を共有し、喜怒哀楽を共にしすぎて、最近は何考えているかわかってしまうようになってしまいました。某エネルギー商社、徳島支店でもがんばれよ。
たいぺーへ
ラクロスで誰よりも苦しい思いをしてきたことを近くで見てきました。その分、一年生からも信頼があって、育成リーダーとして活躍してる姿を見れて本当に嬉しい。部を続けてくれてありがとな。たいぺーの台湾帰省も、同行させてくれるってことで、楽しみにしてます。
だいきへ
いろんな刺激をくれました。
酔っ払って、引退しても飯は行こーなーって電話してきますが、別に行きますので電話大丈夫です。
居酒屋で、ラクロス続けて欲しいって熱弁してくれて嬉しかったよ笑
もっと体でかくして、目指せロス五輪!!!
スタッフへ。
いつもサポートありがとうございます。怪我をして、ASにほんの少し参加したり、トレーナーにお世話になったりしたことで、大変なことをしていただいてることを知り、改めて感謝しなければいけないなと思いました。
同期マネージャー陣は、部活を常に改革していて、すげーなって陰ながら思ってました。雨の日も風の日も、笛を吹いて動画を撮ってくれてほんとうにありがとう。
みんなへの感謝を込めて、最後の試合で還元できたらなと思います。
最後に同期プレイヤーへ。
れおきへ
最高の主将でした。小さなことでも妥協せず、現状と向き合うことができるれおきを尊敬しています。お互い入れ替わりで怪我したりして、なかなか一緒にできてなかったけど、最後に一緒にOFできて嬉しかったよ。あと8日楽しもう!
かいせいへ
実は人情深い漢ですよね。大学生活、そもそもかいせいに誘われなければ、この部活にも出会えてなかったので、感謝するしかないです。実はかなり人情深い漢ですよね。ほんとにいろんな事で助けられました。カナダで怪我してベッドから動けなくなった時に、学校行く前に横にパンと水を置いてくれましたね笑
終わったらもっと飯行こな。戸塚いる時とか連絡してくれてもいーんだよ。
じゅんへ
カナダで怪我した時に、じゅんも熱出して、一緒にベッドでテラスハウス見てた時間最高にシュールで楽しかったな。"カナダ来てまで何してんの?ええことないねやろー"て言い合ったね。1on1とかアップとかで張り合って戦うの楽しかったな!最後まで切磋琢磨しましょう。
りくへ
アフロなのに主務してくれてありがとな。落ち込んでる人の話を聞くのが上手くて、その優しさに助けられた人も多いと思う。根が真面目でしっかりしていて、部に欠かせないアフロでした。
たまへ
最初一緒に筋トレ行って20kgバーも持ち上げれてなくて、正直大丈夫かなと思ったけど、今では基準値超えてて、ほんとに尊敬してます。たまを見てると、不可能なんてまじで無いんだな、と思えました。
あといつも笑いながらしょーもない話聞いてくれてありがとう。
あと、次いこうな!
雪へ
やる気はないけど、練習は真面目にやる雪がいたおかげで、HOPE練で俺も腐らずに頑張れたと思ってます。一緒にやってた時から、褒め上手だと思っていたので、育成コーチまじで適任だと思う。ウィンターまでがんばってな!
ばやしへ
いつも笑わせてくれて、雰囲気を明るくしてくれてありがとう。常にふざけてるから、練習とかミーティングで、すっと真面目になる姿はかっけーって感じでした。家なんていつでもきてえーよ!
おーたろうへ
いろんな話を親身になって聞いてくれてありがとう。病気とか辛かったらまたいつでも電話してな笑
拙い文章だったと思いますが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
次は、みなさんお待ちかね、我らが守護神吉本直生です。
試合になるとセーブ率が30%upするのは、本番に強すぎるからでしょうか。あるいは何か特別な理由があるのでしょうか。その真相やいかに、、、