まず初めに、平素より明治学院大学男子ラクロス部に多大なるご支援、ご声援を賜りまして誠にありがとうございます。また、さとはやを含む大会関係者の皆様、本年度もこの舞台に立てていること、部員一同心からお礼申し上げます。
こんにちは。
4年マネージャーの野原七菜です!
引退ブログなのに通常運転でいじり倒してくるばやしから回ってきました…
このいじりも後少しだと思うと寂しいですね…
勝手に始まった、ポイントを貯めて変なあだ名で呼ぼうとする制度は勘弁してほしいところですが、それもばやしの愛だと思って受け止めてみせますね、大人な女でごめんなさい。
あ、"しっち"というあだ名は気に入っています。
2部FO勝率途中経過2位のばやちゃんですが、もし、行けたら行くでほんとに来たで賞があれば堂々の1位だと思います。おめでとう。
「ありがとね」と言わんばかりの笑顔の写真を貼っておきました。
ばやちゃんのおかげで他大の友達が出来たり、変ないじりで笑顔になれたり、なんだかんだ感謝しています。次いつ飲み行く?
長めに紹介文を書いて、ばやしが喜んでそうなところで…
さて、本題に移りますが、常におちゃらけな私が真面目な文章を書くことで、引退前にギャップでも狙おうかと思いましたが、ちょっと無理そうなので、私の想いを私なりに全力で書き綴ろうと思います。
色んな人に感謝を伝えたいので、長くなってしまったらごめんなさい。文字数は数えてないです。きっと、たまちゃんとかのんに続く大作です!笑
私がマネージャーを続けた理由
それは、"人の支えになることが私の1番のやりがい"だと気付いたからです。
"続けた"というのも、私は、高校でも運動部のマネージャーを務めていました。
ですが、マネージャーは上も下も同期もいなくて私一人、そして女子部活。
明治学院大学男子ラクロス部でのマネージャー生活とは全く異なる経験をしていました。
笛を吹いたりボールを出したり、審判をするのはもちろん、選手の体重・体脂肪等を毎週測って表を作成したり、
試合ではスコアを付けて分析をしたり、怪我をした選手にテーピングを巻いたり、試合や大会の会場校になれば、先生方にコーヒーやご飯を作ってもてなしたり、人が足りなければ一緒にトレーニングをしたり…
他の役職の仕事をかじりまくる"なんでも屋"のようなマネージャーをしていました。そんな私のことを、高校の同期がこうやって手紙に書いてくれて、
この言葉のおかげで、大学も頑張れた気がします。今でもマネージャーの私の試合を観にきてくれて、「ななの声が一番聞こえたよー!」って言ってくれて、本当にありがとう。
色々な仕事を経験したからこそ、現部活でトレーナーや分析がとても大変な仕事をそつなくこなしている姿を見ると、私のしていたことは比べ物にならないぐらいちっぽけなことだなぁと思いますし、それぞれの仕事を極める明学のスタッフみんなをとっても尊敬していました。
正直高校でやり切った感はあったので、大学ではのんびり過ごそうかなと思っていましたが、そんな中迎えたコロナ禍。
入学式もなければ、対面での授業もほとんどなく、想像していた大学生ってこんなだっけ?このまま何も得ることなく4年間を終えるのは勿体無い!と思い、自分のやりがいとはなんだろうと考えました。
私は人を笑わせたり、喜ばせたり、何かしらの形で誰かの支えになれたらいいなと思うタイプの人間で、そんな時に授業がほぼ全部被っていた潤からマネージャーをやらないかと誘われました。
この間部活の行きに引退ブログに潤への感謝も書かなきゃね!と話したので、有言実行させていただきます。
潤、誘ってくれてありがとう。きっかけを作ってくれたおかげで、今があります。ファミリーも4分の3同じ、そして学科やゼミも同じで沢山お世話になりました。入れ替え戦の活躍、期待しています!
いくつかの体育会部活を見て、なんだかしっくり来ないな〜と思っていた中の誘いで、男子ラクロス部に足を運びました。
そこで、各々が目標を持ち、それを達成するべく自分のできることを全力で行い、楽しいも悔しいも100%で表現している姿を見て、私もここで、今までの経験を活かしてみんなを支えられる人になりたい!と強く思いました。
ですが、スタッフの中で一番最後の入部、入ったからには同期として一括りにされてしまうことに焦りを感じ、その当時は私含めて7人も同期マネがいたのもあり、必死でした。
今思い返してみると、入部当初、何も分からない私に対して親身になって色々なことを教えてくれたのはえりともねの2人でした。あの時から2人は私の支えです。
また、高校でのマネージャーは、中学での同競技の選手経験があったのに比べ、大学では"ラクロス"という未知の競技に飛び込んだので、何も知らないことに不安もありつつ、知らないからこそ、入部が遅れてしまったからこそ、どこまで成長できるか、自分の可能性にワクワクしていました。
そんな中始まった明治学院大学男子ラクロス部の生活。
最初は着いて行くのに必死で、無我夢中で過ごしていました。
朝練の行きの道で同期マネと電話して、パスメニューでさえ、笛の吹き方やパイロンの置き方の確認をしてました。可愛いですね。
コロナ禍の中迎えた、最初で最後の同期試合はとても感慨深いものでした。同期がキラキラして見えて、"マネージャーしてて良かった。"って思っちゃったり。
2年から3年にかけては、育成局として後輩を育てる大変さを知りました。
私の長所だと自負している"フレンドリーさ"が短所として出てしまい、厳しく接することに苦戦。
ななこさんの背中を見て、自分の在り方を模索する日々。
高校の時はマネージャーが自分1人だったから、なんでも自分でやれば良かったものの、教えたり任せたりすることの難しさに直面しました。
でも、どんな教え方や伝え方をしても、全力で吸収しようとしてくれる後輩が居たから、こんな私でも先輩になることができました。
そして自分達の代になってから初めて取り組んだ"渉外"の仕事。
試合を円滑に回すためには、自分の役割が責任重大で。
試合を組むために、約1ヶ月前から相手校と連絡を取り始め、荻さん、れおきともタイスケや詳細について話し合って、
そこで、渉外はいわゆる大学の"顔"であり、自分の仕事に責任を持つことの大切さを改めて学びました。
無事試合が終わった時には、ほっとひと息。とはならず次の試合が控えていて、それを繰り返していたらあっという間に引退が近くなっていました。
特に、黎明グラウンドの工事があった時は、沢山の学校や社会人チームに声を掛けて、何とか試合や合同練を組むことに成功。快く引き受けてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
岸とも沢山連絡を取りました。渉外じゃないのにありがとね笑
審判活動は、
罰金を取られたくない。先輩に少しでも褒められたい。
と言う思いで資格を取ったものの、もねやかのんほど力を注いでいた訳でもないので、大して力になれなかったなぁと少し心残りです。
でも、自分の頑張れる分だけ頑張ったから、いいかなぁとも思います。
審判試験前、毎日Googleフォームで問題を作成して、かのんと、全然答えてくれない!!!って最初は文句を言いながら、頑張って声掛けして、ほとんどが答えてくれるようになって。
審判活動を通して学ぶことは沢山あったし、あと、強くなれた気がします。
他にも色々、書き表したらキリがないぐらい、4年間の中で色々な経験ができて、正直辛いことも沢山あったけれど、ここまで頑張ってこれたのは、本当に周りのみんなのおかげだなって改めて思います。
ということで、
ここからは私に関わってくださった皆さんへのメッセージです。
たっくさんの人に感謝を伝えたいですが、絞って書かせていただきます。絞れてないかもしれないですが。
まず、マネージャーの先輩方。
読んでくださるかは分かりませんが…
3個上の先輩方は、引退間近に入部した私にも、優しく厳しく指導してくださり、ありがとうございました。
引退してからもメッセージをくれたり、試合に応援しに来てくださり、ありがとうございます。
あのななちゃんが?!こんなに成長したの?って思ってもらえるように最後まで頑張ります。
2個上の先輩方。
2人という少ない人数だけど、後輩を優しく包み込んでくれて。
2人の空気感、あたたかさが大好きです。ふわふわしてるようで、とっても熱心で、でもどこか抜けていて。
2人とお話できることが、部活での楽しみでもありました。
入れ替え戦、来てくれると信じています!笑
1個上の先輩方。
1番お世話になった代ですね。
全員が責任感を持っていて、マネージャーの仕事を誇りに思っていて、6人違った個性を持っていて。
1個上の先輩の力に少しでもなりたくて、必死にもがいていました。こんなにもみんながみんな仕事をできる先輩が、6人一気にいなくなった時は、何から手をつけていいんだろう。と正直思っちゃいました。
厳しくしてもらったのも、優しくしてもらったのも、全部全部今の私に繋がっています。ありがとうございます。
特にまりささん。ファミリーが一緒になってから、2人でも沢山ご飯に連れていってくださって、沢山相談に乗ってくださって、ありがとうございました。この恩は、勝って返します!
次に、後輩のみんな。
まずは1年生。
正直そこまで仲良くならないまま引退しちゃうんだろうな〜って思っていたのに、こんなに仲良くなっちゃうと引退するのがすごい寂しいです。みんなの成長をもっと見たかったし、もっと一緒に過ごしたかったなぁ〜。
1年生の遠征に帯同すると、4年生なのになんでいるの!っていじってきたり、試合で点を決めたら都度報告してきてくれたり、ほんっとに愛くるしい存在でした。あと、おうき運転ありがとう笑
これからもずーっと応援しています。まずはウィンター、期待しています!
そして、2年生。
人数は少ないけれどみんな個性があって、育成として沢山関わらせてもらった代なので思い出沢山です!
サマー、ウィンター、あすなろ全部帯同して、みんなの活躍、成長がとても嬉しかったです。全員優しい心の持ち主で、ちゃんと気が遣えて、でもしっかり自分の意見を伝えることができて、素敵な子たちばかりでした。
3年生を支えられるように、頑張ってね!
3年生。
私のことを先輩と思っていないんじゃないかな?って思う時も多々ありましたが、やんちゃで人懐っこくて可愛い後輩でした。
間違いなく3年生のおかげで勝てた試合が沢山あります。いつもチームを支えてくれてありがとう。
こんなにも素敵な子達が、1部の舞台で戦えていないなんて、勿体無い。絶対勝ちましょう!
そしてfinal、頼みました。
次にマネージャー。
1マネへ
まずは、入部してくれてありがとう!
人数が少ない分、負担が大きくて大変だと思うけれど、素敵な先輩マネが絶対にカバーしてくれるから、これからも沢山のことを吸収して頑張って欲しいなぁ。
ちょっとずつ仕事も独り立ちしていて、きっと立派なマネージャーになるんだなって期待しています!
2マネへ
気付いたらみんな敏腕マネージャーになっていて、もう心配することは何もありません!こんなにも人のことを想える4人なら、この先もきっと大丈夫。
先輩も後輩も同期もコーチ陣も、すごい頼りにしていると思います。
私が2マネの時はこんなにしっかりしていなかったなっていつも思う笑
これからも、3マネを支えてあげてね!
3マネ
一緒に過ごした時間が長い分、長い文になってしまいますが…(座布団一枚持ってきてください)
みんなが1個下で入部してきてくれたこと、
誰も辞めずに6人が今でも続けてくれていること、
何かあればすぐに駆けつけて4マネを支えてくれたこと、
3マネには感謝ばかりです。
こんなに素敵な子たちが1個下で本当に幸せでした!
2部に降格した日、かのんと泣きながら抱き合った日、今でも鮮明に覚えています。
次は昇格して嬉し涙を流しながらみんなで抱き合おうね。
頼りない1個上を、どんな時でも味方で居てくれて、時には鼓舞してくれて、一緒に全力で頑張ってくれてありがとう。
留学から戻ってきて即戦力になってくれてありがとう。
他のやりたいことや、辞めたい気持ちを抑えて部活に残ってくれてありがとう。
絶対に勝って、1部に返り咲いて、世界1のマネージャーになってね!
もう私の中では、みんなは世界1のマネージャーだけど。
マネージャー以外の役職の子も、みーんな可愛くて、大事な大事な後輩です。
まなとか仲良くなり過ぎたよね、こんな仲良くなれると思ってなかったもん。
一見やる気がないように見えるのに、誰よりも熱心で、チームを良くしようと考えてたんだなって伝わったよ。
沢山頑張ってたね。
あと、潔く奢りたいのにカバンにお札忍び込ませるのやめてください。さっき気付いたので。
まあその分焼肉でも奢らせてください。
1年生だし分析だし、ほとんど関わらないと思ってたりのんとも仲良くなれたし嬉しかったなぁ。おうきたちを沢山こき使ってこれからも仲良しでね笑
まあこんなところで!
次に、同期のみんな。
コロナ禍で入部がバラバラで、辞めてしまった子も多いけれど、みんなと一緒に4年間続けられて、本当に良かったなって思ってます。
まずは、スタッフ。
チームを変えるために、1部に返り咲くために、試行錯誤して、見つめ直して、色々な制度を設けた代だと思います。
ブログを読んで、みんなが負けず嫌いのアツい心の持ち主だと改めて分かりました笑
あと少し、チームを全力で支えましょう!
そして、プレーヤー。
真面目でくさい男たちですよねほんと。
そんなみんなの同期で良かったなぁって思ってます。
いつもイジられまくってる気がするけど、みんなとたわいもない会話をするのがとっても楽しかったよ。
みんなの活躍がやっぱり、1番嬉しいものです。
だから、入れ替え戦でのカッコいい姿、期待しています。
そしてれおき。
このチームの主将を務めてくれてありがとう。
れおきじゃなきゃ、このチームを変えることはできなかったと思う。
くさいセリフを、恥ずかしげもなく言えるところ、そこがれおきの良さなので、何年経っても変わらないでいてください。
れおきの想いには負けちゃうかもしれないけど、私もこのチームが大好きです!
最後の練習のチームアップでは、愛を叫んでくれること期待しています。
そして、
もね、えり。
心配性な私を、いつも、大丈夫だよ心配しすぎだよと背中を叩いてくれる2人がいてくれて、どれだけ心救われたことか。
7人もいたマネージャーが気付いたら3人になってたね笑
入部したての時にスタッフ会をして、その時の部屋がこの3人で、
そこから3年かな?
3人で同じ部屋で、合宿を乗り越えましたね。
もねちゃん
堅そうに見えるけど、おっちょこちょいでお茶目なもね。
ヤギ部と兼部すれば良かったかなって言ってるもね。
ローソンからおでんの具をかっさらうもね。
私とは真反対の性格ですし、部活が無ければ絶対に交わらないタイプですね。
入部当初から、もねの仕事ぶりには驚いていました。
私は足元にも及ばないなって、
でも、少しでも追いつけるように、もねと足並みを揃えて歩けるように、ここまで頑張ってきました。
留学という選択を辞めた理由に、もねの負担を少しでも減らしたいという想いがありました。
こんなこと言ったら笑われそうですけど、本心です。
とか言って、私の仕事なんてもねの仕事に比べたらこれっぽっちだったと思います。
支えになれたかは分かりません。でも、共にチームのために頑張った時間があることは確かです。
入れ替え戦、不安で張り裂けそうな時は私がもねの背中を叩きます。だから安心してタイムの仕事を全うしてください。
私が叩かれる側になる可能性大ですが、まあそんな時はお互いに叩き合いましょう。
えりちゃん
留学から戻って来てくれてありがとう。
見かけによらず、部活が大好きなんだから。
戻ってきてから何もできてないとか思ってたかもしれないけど、戻ってきてくれただけで充分なぐらいチームのためになっているし、救われました。
留学のブランクを感じさせないぐらい、頑張ってくれてありがとう。
あ、ボール拾いもありがとう。
えりのやる気なさそうに見えて、実はアツいところとか、
冷静に周りを見る力があるところとか、
声が低くてプレーヤーに聞き取ってもらえないところとか、
全部好きだなぁ、
えりが戻ってきてくれて、なんか毎日楽しくって、
えりとしょうもないことで笑い合う日々が、何より幸せでした。
え、別れ話みたいになってない?笑
でも本当に、2人と最後まで続けられて良かったなって心の底から思います。大好きです。
これからも私達らしく、仲良くしましょう。
勝って、ベトナム楽しみましょう。
もね、パスポートの取得早めにね。
桜が満開な日も、
月が昇った日も、
虹が出た日も、
大雨で傘がひっくり返る中、ビデオ台から懸命に撮影するみずきを見た日も、
沢山の日を明治学院大学男子ラクロス部の一員として過ごせたこと、誇りに思っています。
7年間のマネージャー人生に、終止符を打つ日。
それが入れ替え戦です。
きっと、ずっとこの日のことは忘れないと思います。
こんなに緊張する日は、今後私の人生の中にあるのだろうかってぐらい、今から緊張していて、この文を打つ指も震えています。
でも、こんなに頑張ったんだもん。負けるわけがないですね。
絶対に、絶対に、勝ちましょう。
長くなりましたが、読んでくれた方、ありがとうございました!
次は、国経メンバーのけんとです!
たまちゃん、いじらせて頂きました。
けんとの笑った時に見える歯、素敵ですよね。
留学に行ったかと思いきや、怪我をして帰ってきたけんとですが、努力を惜しまず復帰して活躍する姿、とてもカッコ良かったです。
入れ替え戦もけんとの得点、沢山見たいなぁ!
けんともなかなかアツい男ですが、どんなブログを書いてくれるんでしょうか。楽しみです。
“STAND OUT”
野原七菜