初めに、明治学院大学体育会ラクロス部男子に関わる皆様、平素より多大なるご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。
また、大会運営に携わっていただいている大会関係者の皆様、本年度もこの舞台に立つことができていること、心より感謝申し上げます。
こんにちは!
スタイル抜群9頭身美女の絵梨からバトンを受け取りました??
4年トレーナーの谷沢綾音です!
役職は違うけれど、留学から帰ってきてからもこうして一緒に部活頑張れていてとっても嬉しいよー!
あと少しよろしくね!
毎年、先輩方の引退ブログを読むのが楽しみでした。
こんな素敵な文章、自分には書けそうにないな〜と思ってしまうくらい想いのこもったブログばかりで、いよいよ自分が書く番になったと思うと、とても感慨深いです、、!
拙い文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです。
引退ブログということで、入部した時のことを少し振り返って書いてみようと思います。
私は高校生の頃までは10年間、吹奏楽一筋で部活を続けてきました。
夏も冬もずっと屋内で活動していた文化系女子だったので、まさか自分が大学に入って体育会系部活への入部を決断するなんて、正直思ってもみませんでした笑
家族や友だちからはすごく驚かれて、
"綾音が体育会?やっていけるの?"
と心配されていました。
でも、吹奏楽はもうやり切った!という気持ちが強くて、何か新しいことに挑戦してみたいな〜という漠然とした思いや、昔から忙しい生活の方が好きな性格なので、サークルじゃなくて何かしらの部活には入りたいと思っていました。
そんな時にSNSを通して勧誘を受け、男子ラクロス部と出会いました。
当時はコロナ流行の真っ只中で、学校へ行く機会は全くないし、友だちはできなくて、とても不安でした。
そのため、多くの制限がある中でもラクロス部が体験会を予定していることを知り、気軽な気持ちで参加してみることにしました。
行ってみたら、チームの雰囲気が良くて、
選手だけでなくサポート側のスタッフ部員も真剣に部活と向き合っていて、
みんなでFINAL4を目指している姿がかっこ良くて、キラキラして見えました。
私もこの一員として活躍していきたい!という純粋な思いを持ちました。
これが入部を決めたきっかけです。
でも、入部してからのことを振り返ると、楽しいことや嬉しい経験よりも、しんどいことや辛いことの方が多かったように思います。
テーピングテストになかなか合格できなくて挫折したり、
ベンチワークがうまくいかずに落ち込んだり、
後輩育成のことが不安で悩んだり、、、
1つひとつを振り返って挙げるとキリがないほど、たくさんの苦い思い出があります。
でも、そんな中でも特に苦しかったのは、
私自身が、同期トレーナーと自分を比較してしまう時だったと思います。
周りの意見を聞きながらもみんなをまとめる力があって、選手やスタッフからの信頼が厚いれい
冷静な判断・対処力があって、トレーナーとしての知識をつけて選手に還元している楓音
人のことをしっかり見る観察力があって、周りを気にかけてフォローしている綾香
テーピングをきれいにスピーディーに巻けて、持っている考えをちゃんと周囲に発信できる莉央
1人ひとりに尊敬できるところがあって、トレーナーとして、本当に信頼している存在です。
でも、周りの4トレの良い行動を見る度に自分自身と比較してしまい、劣等感に苛まれて落ち込み、自信を失っていました。
自分よりも周りの人の考えや行動の方が正しいと思ってしまうから、いつも誰かに聞いてその通りにしてしまう癖がついて、自分の考えを主張したり、自発的に行動することを躊躇うようになりました。
そんな私の悪いところが顕著に現れてしまったのが今年度のリーグ戦2戦目。
ベンチメンバーであるのにも関わらず、準備の段階から一緒にベンチに入る楓音に頼りきってしまい、自分から何かを提案したり、率先して行動することを避けてしまっていました。
私は最上級生としての責任感が足りていない、主体性のない4トレだったと思います。
試合結果は快勝でも、自分の中では多くの反省、後悔が残る1日となりました。
でも、この日があったから、
改めて自分の悪いところと向き合い、見つめ直すことができたと思っています。
2戦目が終わった後に、電話で親身になって話を聞いてくれて、アドバイスしてくれた楓音には感謝しかないです。本当にありがとう。
だから、リーグ戦5戦目にベンチメンバーとして入る時には、自分の中ではこれまでの集大成として、試合を成功させたい思いを強く持っていました。
前の反省を活かして、同じ後悔を繰り返さないように、試合前の段階から主体的に行動することを心がけました。
入念な確認を行い、綾香と真菜と話し合いを重ねて万全に準備して、当日を迎えました。
5戦目は、入替戦への進出がすでに確定している上での試合だったけれど、それでも、自分の中では懸ける思いが強いものでした。
私が試合に出るわけでもないのに、試合のことで頭いっぱいになりすぎて夢にも出てきて、緊張とプレッシャーから、前日はなかなか眠れませんでした。
でも、いざ試合当日になってみると、本当にあっという間で笑
もちろん反省点もあったけれど、前もって色々なことを想定して準備した上で臨んだからこそ、
試合が終わった時には達成感があって、
この時にようやく自分の自信に結びついていることを実感しました。
"自分に自信をつけるためには、自分の課題とちゃんと向き合うこと"
荻さんもよく仰っていますが、後悔や挫折を経た今、これは本当に大切なことだと感じています。
私にとっての課題は「主体性を持つこと」です。
周りに合わせたり、協調性を持って行動することは得意な方かもしれないけれど、それだけではダメだということを学びました。
部活に限らず、集団で何か物事に取り組む上で、主体性を持って行動することは大切なことだと思います。
周りの人を尊重しながらも自分に自信を持って行動する、主体性のある人に成長していけるように、
これから先もこの課題と向き合っていきたいです。
そうは言っても、私はいつも人一倍自分に自信が持てなくて、自分の存在意義について考えて思い悩むことがこれまでに何度もありました。
でも、そんな時に思い出すようにしていた、
大切にしている言葉があります。
"綾音は、綾音らしいトレーナーになればいいんだよ"
以前先輩からかけてもらった言葉で、
部活辞めたいな、辛いな、と思うことがあっても、
この言葉に励まされて乗り越えてこれました。
私らしいトレーナーってなんだろう、
私はラクロス部の中でどういう存在なんだろう、
自分と向き合って何度も考えました。
私は、どんな怪我にも柔軟に対応できるような知識を持っているわけではないし、
アップや試合においても、声が小さくて聞こえない!と何度も注意されてきました。
だから、そういった面での自分のことは、あまり胸を張ることができません。
でも、
"些細なことに気付けるトレーナー"
これに関しては、トレーナーとしての自分を位置付けることに少しは自信を持てるかな、と思っています。
周りが気付かないような小さなことであっても、必要だと思ったら行動に起こしたり、
自分が先輩だからとか関係なく、誰かが困っている様子だったら察してサポートする。
逆に、誰かが何かをしてくれたことを知った時や、小さなことでもポジティブな変化に気づいた時には、ちゃんとそれを言葉にして相手に伝えることを大切にしてきました。
そういった点での私の些細な行動が、少しでも部活に貢献できていたり、良い影響を与えられていたらいいな、と思っています。
最後に、お世話になった人たちへのメッセージです!
1.2.3トレ?
本当に本当に可愛くて、大好きな後輩たち?
みんなを育成していた頃と比べて、どんどんトレーナーらしく成長していく姿を見られてとっても嬉しかったし、「私やります!!」って積極的に動いてくれる子ばかりで、いつもすごく助けられてました、本当にありがとう。
これから先、部活のことで悩んだり、心が折れそうになることもあるかもしれないけど、それは部活や自分の仕事に対して真剣に向き合っているからこそ感じることだと思う。1人ひとりの強みや良いところ、この子のこういうところ素敵だな、と思えるところ、いっぱいあるよ!!他のトレーナーの良さを吸収しながらも、自分らしく、自分のなりたいと思うトレーナーを目指していってね。
これまで一緒に頑張ってくれてありがとう!
同期??
プレイヤーもスタッフも他の学年に比べて落ち着いてるし、真面目な人たちの集まりだったね?
だけど、そんな同期といる時が居心地良くて、冗談抜きでみんなのことが大好きで、この学年で良かったなって、本当に思ってます。
面白くて愉快な人たちが徐々に辞めていって、最近は同期会もしてなくて前よりもちょっと壁ができてるな〜って思ったりもして寂しいけど、!笑
それでも、入替戦で勝ちたい気持ちは全員一緒だと思うし、最後みんなで団結して、絶対に一部昇格して引退しようね。試合後嬉し泣きしよう!!
4トレ??
みんなと最後まで一緒に頑張れて本当に良かった??
さっきも書いちゃったけど、1人ひとりにトレーナーとして尊敬できるところがあって、それが私にとっては刺激だったよ!これまでのことを思い出しながら書いてたら、泣けてきた笑
本当に濃い3年間半だったなって思う。
辛いことも大変なことも共有してきたし、みんなで愚痴ることも日常茶飯事だったね!
4人がいなかったら部活辞めてただろうな〜って、本当に思ってる。
相談に乗ってもらうこともこれまでたくさんあったし、いつも支えてもらっていて、今までありがとうの気持ちでいっぱいです!あと少しよろしくね!
まだまだ感謝の気持ちを伝えたい人はいるけれど、長くなるのでこのくらいにしておきます!
関わってくれたみなさん!
本当にありがとうございました?✨
入部してから約3年間半の間、大変なことや辛いことも数えきれないほどありました。
でも、感動したことや嬉しかったこと、ラクロス部に入部したからこそ学べたこともたくさんあります。
怪我をしていた選手が復帰して、楽しそうに仲間とラクロスしている姿を見た時
綾音のテーピングナイスだよ!と言ってもらえた時
後輩トレーナーが独り立ちして成長した姿を見た時
大事な試合で勝って、みんなで喜びを分かち合った時
どれも貴重で幸せな経験でした。
こういう経験がきっと自分のモチベーションに繋がっていて、
だから、最後まで辞めずに続けることができたんだと思います。
本当に思い出がいっぱいありすぎる、、
早く引退したいってあんなに思っていたのに、入替戦が近づくにつれてだんだん寂しくなってきました笑
大好きな同期や後輩と過ごせる残り少ない時間を大切にして、自分らしく、最後までトレーナーとしてできる仕事を全うしていきたいです。
いよいよ入替戦まであと15日!
選手の得点や勝利に直接貢献することはできないけれど、入替戦で勝ちたい気持ちは選手と同じくらい持っているつもりです!
選手の感じているプレッシャーは計り知れないけれど、私も同じ気持ちで戦います!
みんななら大丈夫だよ!!
必ず一部奪還果たそうね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次は、白黒ピンクのお洋服がとっても似合う、優しい綾香姫です?
お楽しみに!
"STAND OUT"
4年トレーナー 谷沢綾音