まず初めに、明治学院大学男子ラクロス部に関わる全ての皆様、平素より多大なるご支援とご声援をありがとうございます。これからもご支援、ご声援をよろしくお願い致します。
2年MFの田中寛人です。
さて、3年LMFの尾花さんからバトンを渡され、ここまでお2人が良い文章を書いていて自分も上手く言葉にできるかなと不安ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
自分がラクロス部に入った経緯から話したいなと思います。自分がラクロス部に入った経緯は、高校が同じ菊池君に誘われたのがきっかけでした。最初は絶対にラクロス部には入部しないと決めていましたが、大どんでん返しの入部という事で、当時の自分にとても驚いています。しかし、これも出会いなのかもしれませんね。自分はありがたいことに高校の野球部の先輩が多くいたため、同じような雰囲気でラクロスができるのがやりやすい環境でした。啄磨誘ってくれてありがとう。
ラクロスを初めて約1年が経ちましたが、この1年でたくさんの経験をし成長しました。
元々、自分は何をするにしても不器用でこのラクロスにおいても自分の武器というのを見つけるのに苦労しました。武器を見つけるためには、自分で分析をしながら練習をしなければなりませんし、様々なプレーのインプットもしなければなりません。自分のプレーと向き合って練習するようになってからは、少しずつ成長を実感する事ができ、今までにはなかった経験で新しく始めるスポーツの醍醐味だなと感じました。
ここで話を転換させますが、自分も実は、荻さんがよく仰る名言みたいなのが好きです。小学生の頃から野球をやっていた影響で偉人やアスリートの名言集みたいなのをよく見てきました。多くの言葉に心を打たれ、その言葉たちによく考えさせられてきました。精神的に弱っていることがあれば、名言を見てやる気を出す。なんか都合の良い話にも聞こえると思いますが、実際にそんな経験もしました。もしかしたら、本当に言霊ってあるのかもしれませんね。
自分は座右の銘とする言葉に「克己心」という言葉を掲げています。この言葉は、kick of meetingで、荻さんが言っていた自制心という言葉と似ている部分があり、自分に打ち勝つという意味があります。
正直、自分も今まで中途半端になってしまうことがあり、諦めてしまうようなこともありました。このラクロスにおいては絶対にそうならないようにすると決めて、この1年間練習をするときは、泥臭く日々練習に励んできました。己に厳しく、そして謙虚に。練習を重ねるごとに気づかなかった感覚や自分の実力を更に知る事ができるようになりました。
去年のリーグ戦、自分は応援という形でチームに携わっていました。入れ替え戦の結果敗北というのを目の前で見ていて悔しさが込み上げました。実際にプレーしていた先輩方はもっと悔しかったと思います。今年のリーグ戦は、実際に試合に出て入れ替え戦で勝ち切って去年の悔しさを晴らしたいと思います。
最後になりますが、コーチ陣の皆様、OBOGの皆様、先輩や後輩、スタッフのみんな、お父さんお母さん、本当にありがとうございます。多くの方が献身的になって支えてくださって今の自分があると思っています。普段の感謝の意を込めて、リーグ戦という舞台で最高の結果を返したいなと思います。
今回、初のリーグ戦という事で、試合当日はどれだけ緊張するかわかりませんが、泥臭く情熱的に、そして冷静にプレーをし全力でチームに貢献し、お世話になった先輩方と共に1部昇格します。1部昇格への道は決して簡単ではないと思いますが、一戦必勝を心に留め最後まで戦いますので、応援よろしくお願いします。
最後までご高覧いただきありがとうございました。
明日は、皆んなから愛されるチームの守護神、岸さんです。
岸さんの熱い言葉に是非期待していてください。
"STAND OUT"
#22 田中寛人
